読んだ本「火車」 - 2014.04.30 Wed
少し前に読んだ本ですが、久々に小説を読みました。
ちょうど、今の金融といってもクレジットカードや消費者金融といったものについてアレコレと調べていた時に、たまたま検索でヒットしたので、読んでみた本です。
作者は有名な宮部みゆきさん。
じつは、私は多分記憶にある限り、宮部みゆきさんの本は読んだことがないと思うので、今回、初めて読んだと思います。
少し前の作品で、映画やドラマ化もされたようです。
あらすじは、主役の刑事・本間俊介が、怪我の為、休職していた時に、亡くなった妻・千鶴子の親戚で銀行員の栗坂和也から関根彰子という婚約者を探し出して欲しいとの依頼からスタートします。
中でも、失踪した婚約者、関根彰子は栗坂和也の勧めでクレジットカードを申し込んだ所、自己破産経験者だということがわかり、和也が真偽を確かめたところ、失踪。主役の刑事・本間俊介が彼女の失跡や居場所を辿って行きながらストーリーが展開していきます。
ストーリーが進むにつれて、カードローンやクレジットカード破産等に追い込まれていく現代の姿を描いているため、読みながら結構勉強になります。
ただし、書かれたのが1992年なので少し情報は古く、その点は自己補完が必要です。
現在はクレジットカード発行枚数は3億枚とも言われており、カードを持てない子供や多分持たないであろう、老人を除くと本当にたくさんの人が複数枚に渡り所有していることがわかります。
又、リーマンショック時にはこの本にあるように自己破産者が多かったと言われましたが、2010年に総量規制が施行され『借入総額が原則年収の3分の1までに制限される』といったこともありましたので、少々状況は変わっているかもしれません。
でもなかなか知ることのない、興味深い内容もありましたし、クレジットカードやローン、消費者金融等の歴史を知るにも、入ってきやすかったのと、ストーリーとして単純に楽しめました。
個人的には、弁護士さんがものすごく長く1人語りをする所だけが、妙に違和感があって、途中で少し覚めてしまいました。
どうしても弁護士さんの主張に個人的には同調できない部分もあったりして…。
ちなみに、最後のあとがきをみたら、協力した弁護士さんは、先日の東京都知事選にも出馬した宇都宮健児さんでした。
あー、納得というか(笑)
そこだけ最初にわかって読めば、この違和感はなかったかもしれません。
ちょうど、今の金融といってもクレジットカードや消費者金融といったものについてアレコレと調べていた時に、たまたま検索でヒットしたので、読んでみた本です。
作者は有名な宮部みゆきさん。
じつは、私は多分記憶にある限り、宮部みゆきさんの本は読んだことがないと思うので、今回、初めて読んだと思います。
少し前の作品で、映画やドラマ化もされたようです。
あらすじは、主役の刑事・本間俊介が、怪我の為、休職していた時に、亡くなった妻・千鶴子の親戚で銀行員の栗坂和也から関根彰子という婚約者を探し出して欲しいとの依頼からスタートします。
中でも、失踪した婚約者、関根彰子は栗坂和也の勧めでクレジットカードを申し込んだ所、自己破産経験者だということがわかり、和也が真偽を確かめたところ、失踪。主役の刑事・本間俊介が彼女の失跡や居場所を辿って行きながらストーリーが展開していきます。
ストーリーが進むにつれて、カードローンやクレジットカード破産等に追い込まれていく現代の姿を描いているため、読みながら結構勉強になります。
ただし、書かれたのが1992年なので少し情報は古く、その点は自己補完が必要です。
現在はクレジットカード発行枚数は3億枚とも言われており、カードを持てない子供や多分持たないであろう、老人を除くと本当にたくさんの人が複数枚に渡り所有していることがわかります。
又、リーマンショック時にはこの本にあるように自己破産者が多かったと言われましたが、2010年に総量規制が施行され『借入総額が原則年収の3分の1までに制限される』といったこともありましたので、少々状況は変わっているかもしれません。
でもなかなか知ることのない、興味深い内容もありましたし、クレジットカードやローン、消費者金融等の歴史を知るにも、入ってきやすかったのと、ストーリーとして単純に楽しめました。
個人的には、弁護士さんがものすごく長く1人語りをする所だけが、妙に違和感があって、途中で少し覚めてしまいました。
どうしても弁護士さんの主張に個人的には同調できない部分もあったりして…。
ちなみに、最後のあとがきをみたら、協力した弁護士さんは、先日の東京都知事選にも出馬した宇都宮健児さんでした。
あー、納得というか(笑)
そこだけ最初にわかって読めば、この違和感はなかったかもしれません。
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平沼有梨さんのコンサートに行ってきました☆ - 2014.04.26 Sat
こんばんは、先日4/23(水)の夜は、
銀座のヤマハホールで行われた平沼有梨さんのコンサートに行ってきました☆

今回のコンサートは、先日発売になったフィギュアスケートで使用できるサイズにアレンジされた楽曲のCD、PRISMの曲が中心に構成されたプログラムで、
有名な曲も多く、また競技サイズに合わせた長さになっているので、テンポ良く楽しいコンサートでした。


バイオリニストの古澤巌さんも共演されていらしたのですが、
バイオリンの音色はもちろん素晴らしく、そしてダンディでオシャレな方でした!
1部と2部でバイオリンと首の間に挟むスカーフも変えていらっしゃったり、
スーツも帽子もとてもお似合いで、少し前のちょいワル親父みたいな(笑)←古いか^_^;
平沼さんも素敵なドレスで、透き通った音、エレクトーンとピアノをうっとり聴いてきました。
セットリストは、先日発売されたCD、PRISMの中からの曲が多かったですが、
ファーストアルバム、GARDENの中からも大好きな空と大地のうた、リバーダンスが演奏されたのも嬉しかったです☆


後半は、オリンピックファンファーレの演奏でスタートし、
なんとフィギュアスケートで先日のオリンピックに出場された鈴木明子選手がゲストで☆
ショートプログラムで使われた愛の賛歌のアレンジができるまでの秘話や、どんな気持ちで滑ってらっしゃったのか等、たくさん色んなお話をしてくださいました。
本当に可愛らしい方でした☆
じつは、仕事が3月後半から本当に忙しくて、
コンサート中に寝てしまうんじゃないかと密かに心配していたのですが、
演奏も、雰囲気も本当に素敵なコンサートで全く取り越し苦労でした(笑)
帰りは美味しいお魚をいただいて帰りました!

銀座のヤマハホールで行われた平沼有梨さんのコンサートに行ってきました☆

今回のコンサートは、先日発売になったフィギュアスケートで使用できるサイズにアレンジされた楽曲のCD、PRISMの曲が中心に構成されたプログラムで、
有名な曲も多く、また競技サイズに合わせた長さになっているので、テンポ良く楽しいコンサートでした。
バイオリニストの古澤巌さんも共演されていらしたのですが、
バイオリンの音色はもちろん素晴らしく、そしてダンディでオシャレな方でした!
1部と2部でバイオリンと首の間に挟むスカーフも変えていらっしゃったり、
スーツも帽子もとてもお似合いで、少し前のちょいワル親父みたいな(笑)←古いか^_^;
平沼さんも素敵なドレスで、透き通った音、エレクトーンとピアノをうっとり聴いてきました。
セットリストは、先日発売されたCD、PRISMの中からの曲が多かったですが、
ファーストアルバム、GARDENの中からも大好きな空と大地のうた、リバーダンスが演奏されたのも嬉しかったです☆
後半は、オリンピックファンファーレの演奏でスタートし、
なんとフィギュアスケートで先日のオリンピックに出場された鈴木明子選手がゲストで☆
ショートプログラムで使われた愛の賛歌のアレンジができるまでの秘話や、どんな気持ちで滑ってらっしゃったのか等、たくさん色んなお話をしてくださいました。
本当に可愛らしい方でした☆
じつは、仕事が3月後半から本当に忙しくて、
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