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2024-04

読んだ本 「30代から「格差」を逆転できる思考法」 - 2014.05.01 Thu

この本、タイトルだけみると非常に上昇志向が強そうに見えますが、
じつは、書店で目次をサラッとみてタイトルよりも、内容が面白そうだなと思って買いました。


過去の教育システム、ゆとり教育のデータ、時間の使い方や一般的な社会の知識も豊富に語られている点から、
今後誰かと話す時のデータとしてもかなり面白いなと思ったからです。

ちなみに2009年の出版ですので、この本の中の30代は1970年から1979年生あたりになると思います。

また、未だによく理解できない年下の後輩や新人達の思考や行動にも興味があったので、自分の世代にフォーカスを当て、逆に下の世代との違いを比較している本書は、自分にとっては目から鱗でした。


又、後半に多く書かれているアウトプットは、最近自分が気をつけたり、身につけようと漠然と感じていたことや、実践し始めたことも多く、
改めて活字として整理された形で読むことで自分の中でより明確になりありがたかったです。


30代で後輩や新人達の考えがよくわからず悩んでいる人も読んだら意外とスッキリするかもです(笑)




目次と簡単な内容
※ ネタバレにならないよう、簡易的にまとめてます。

第一章 三十代よ、自信を持て!

クビになっても食っていけるか? 16
完全失業率と有効求人倍率の推移、
クビになった時に想定されること

貧困化の時代に有利な三○代 19
自分の「バカ」を反省し、治していこうとする発想が必要

じつは三○代の学力はハイレベル 21
過去3回実施された、ゆとり教育の経緯のまとめ

本当に「貧乏くじ」を引いたのか 25
高校受験や大学受験で厳しい競争を強いられたわりに、大卒時の就職状況が悪く、入社後も苦労ばかりしているため自信を喪失している、という意味だが、なぜ自信を喪失しているのか。

たった一○年で緩くなった競争 30
例として1984年生まれを上げ、子供の数の問題から10年前とどれだけ境遇が変わったか。とくに競争ばかりさせられてきた世代と、ほとんど競争せずに済んでいる世代としての比較。

少子化でバカになった日本の若者 33
受験の制度や教育内容の質、新聞を読む、文章を書く能力等

経営上の都合で劣化した教育現場 35
経営学部の入試に数学がない!←びっくりしましたw
入試制度と現状。

知識労働者に富が集中する時代 38
ピーター・ドラッガー氏が呼んだ「知識社会」について。
「若者はITに強い」の誤解。
「知識」と「情報」の違い。

論じられない深刻な問題 42
若者の就業問題について。

難民化した人々を支えるのは誰? 44
日本はすでに、難民化しそうな「下半分」の人たちの再教育システムを本気で考えないと行けない時代。

だから、三○代にチャンスあり 46
基礎学力の問題。
いまと昔とでは「不良の質」が違う。
不景気入社組の方が、ふるいにかけられている分出世する人間が多い。

臨床心理士の卵は六五歳 51
年をとってからはじめても間に合う勉強はいくらでもある。

間に合う勉強と間に合わない勉強 53
「流動性知能」と「結晶性知能」。
流動性知能(スポーツ、音楽、英会話等)は20代から衰えはじめるが、結晶性知能は年をとっても伸び続ける。

第二章 三○代には、こんな多くの能力がある

コンテンツ学力とノウハウ学力 56
受験勉強を通じて、試験に出るコンテンツを身につけるだけでなく、社会に出てから役立つノウハウを身につけている。

人生に役立つ「本当の知性」とは 58
コンテンツ学力の集積が多いだけでは、ただの「もの知り」だが、ノウハウ学力をたくさん身につけていれば、自分自身の商品価値をより高めて行く上で、確固たるベースを築ける。

自己を客観的に分析するメタ認知 60
オリジナリティが生まれる経緯。
競争社会での苦労が、メタ認知を働かせるトレーニングと習慣化に繋がっていた。

資格試験に役立つ計画力トレ 62
自分の能力に即して計画を作成する能力、自己を律して計画を遂行する能力、状況に即して計画を変更する能力。

知識のアウトソーシング 64
知識のアウトソーシングには、コミュニケーション能力が必要。

EQ能力と「生きる力」 66
いまのニ○代に一番欠けているもの。無競争の教育社会で育ったために、自分の取り柄を知る機会も、競争に勝って自信を持つ機会も奪われてしまった。

満点主義よりも合格点主義 68
時間無制限で満点をめざす人より定刻までに合格点の仕事を提出する人のほうが「仕事ができる」と評価される。

知識を用いて推論を行う 71
認知心理学と実社会における問題解決や、知識の選び方、加工・応用力について。

数学的な思考と柔軟な発想 73
数学は重要な推論のトレーニング。

意味記憶とエピソード記憶 75
10代は意味記憶がよくできる時期、20代になると意味記憶優位型からエピソード記憶優位型に変わってくる。

「昔取った杵柄」を活かす 78
自分の得意分野や専門分野で、昔勉強していたことにプラスアルファすれば、昔よりできるようになることも結構多い。

仕事で伸びる英語、伸びない英語 80
英文読解や英作文は、大人になってからでも間に合う勉強だが、英会話だけは大人になってからでは間に合わない勉強。

文章力を上げる「大人の小論文」 82
日本人の多くは、論理的な長文を書くのがヘタ。
日本の国語教育でもっとも欠けているものでもあるが、書くことだけは自分で鍛えていかなければ、けっしてうまくならない。

第三章 「出力脳」を鍛えよ

悪いのは「頭」ではなく「やり方」86
「努力すれば必ず報われる」という考え方は、年功序列・終身雇用時代の「甘えの発想」をいまだに引きずっている。実績を残すために「やり方」を学ぶべき。

三○代はアピールと出力で決まる 88
常識にとらわれない発想、多面的なものの見方、話題が豊富で面白い、時間の使い方が上手=「おもしろい人」。

「記憶の三段階」 91
記憶のメカニズムについて。
出力のトレーニングとセットにしてこそ実用的な記憶力が増す。

「書斎の人」にはなってはいけない 95
読んだ情報を出力する習慣を身につける。

アウトプット体験を積む意味 98
放っておくと衰えてしまうが、トレーニングさえしていれば、むしろ年をとってからも伸びる能力ではないか?

「出力経路」をどう作るか 101
「また同じ話?」と言われないよう、別の出力経路をつくるためには「書く」のがよい。

「受け売り」のすすめ 105
受け売りのままではなく、それに少し情報を足すことによって質を上げる。

「弁護士トレーニング」の効用 107
人間は属人思考にとらわれやすく、マターそのもので判断する属事的判断がなかなかできない。

第四章 「理系の発想」を手に入れる

理系の発想はなぜ強いのか 114
試してみない限り、正しいか間違えているかわからないということが往々にしてある。

観察・仮説・試行・知的体力 116
理系の発想をするために。

理系に対する誤解をとく 118
日本は理系と文系で分かれているため、誤解が多い。

素人の意見に耳を傾ける 122
文系は腰が重く、理系の発想ができる人は、腰が軽い。

観察→仮説→検証のプロセス 124
「トヨタ生産方式」の基本概念の1つ「カイゼン」にみる理系の企業。

仮説に説得力を持たせる観察力 126
マスコミや本に書かれていることをよく観察し、「これってインチキじゃないの?」と疑ってかかること。

斬新なアイデアを生む仮説力 128
「これはおもしろい」と思うものを実際に試してみればいい。

理系の発想が「富を生む時代」 131
これまでと発想を変えなければヒット商品は生み出せない。

思考力から試行力の時代へ 133
頭で考える「思考力」のりも、行動に移す「試行力」のある人や企業が成功する時代。

理系の発想に必要な知的体力 135
知識を得たら、それを応用する仮説を立てるのも知的体力を鍛えるのに重要。

自分の力を冷静に判断する 140
「もっと賢くなるために、なにをすべきか」

第五章 「認知的複雑性」を身につける

「単純認知」と「複雑認知」144
認知的複雑性を身につけるには、人間的に成熟した「大人」になること。

程度でものを考えられない日本人 147
人間性よりもその理論の評価を純粋に行う。

スキーマの功罪 151
スキーマは、思考にとって諸刃の剣のようなもの。

スキーマからの脱却を 154
スキーマに流されてしまうと常識が疑えなくなり、いわゆる「ユニークな発想」ができなくなってしまう。

認知的複雑性こそ大人の知恵 157
同じものごとに関しても、社会的なポジション、収入、ライフスタイル、年齢、男性か女性かで考え方は異なる。

情報や思考の偏りに気づく 159
テレビは日本人にとって身近な情報や考え方を知る手段だが、二つの大きな問題がある。

テレビ型の頭のよさと決別せよ 162
瞬間的に、一見気の利いたように見える意見を出す人を「頭がいい」と思い込む。それが日本という国の知的レベル。

アラ探しの読書はバカになる 165
アラ探しばかり探して読んでいると、読書をするたびに「バカ」になってしまうだけ。

読むたびに成長する読書術 168
「賢くなるための読書の方法」

第六章 大人だからできる時間の使い方

「量より質」を意識する 174
時間の使い方を工夫すれば、物理的な時間を延ばさなくても、結果的には同じ量をこなせるようになる。

時間のコストパフォーマンス 175
メタ認知を働かせる能力やスケジュール作成能力などノウハウ学力を活かす事が大事。

自分に合った時間の使い方 179
自分の能力特性に合わせた仕事や勉強のパターンにする。

時間レコーディング・ダイエット 183
自分が毎日どのように時間を過ごしているかをノートに書いてみる。

「スキマ時間」をどう活かすか 184
「何分あれば自分はなにができる」を自覚する。

疲れを翌日に残さない 186
日々の生活の中で、一番削ってはいけないのは、睡眠時間。上手に休む習慣を身につける。

「ご褒美の時間」はケチらない 189
自分がもっとも楽しいと感じることに時間を投資して、それで仕事や勉強の密度が上がるのなら、サボっていることにならない。

終章 「心」をどう扱うか

やるきの心理学 194
動機こそがあなたの今後の人生を決める。

ストレス耐性が高い三○代 196
「善玉ストレス」と「悪玉ストレス」の境界線を見極めながら、年齢やストレス耐性に合わせて軽いストレスを少しずつかけていくのがいい。





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会社員をしながら、空いている時間で趣味でエレクトーンを弾いてます。

マンションで床や時間も問題もあり、最近は練習時間が殆ど取れませんが、下手の横好きでやっとります。
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自分で演奏したり、それなりに世界が広がってます。

最近は弾いてる時間より、音楽関連の本を読んでる時間の方が多いかもしれません(笑)


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