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読んだ本 「愛に生きる-才能は生まれつきではない」 - 2011.03.27 Sun

読んでから随分時間がたってしまいましたが・・・
鈴木慎一さんの著書「愛に生きる-才能は生まれつきではない」を読みました。
 

 
著者の鈴木 鎮一(すずき しんいち、1898年10月17日 - 1998年1月26日)さんは
ドイツに学んだ日本のヴァイオリニスト。スズキ・メソードの創始者であり、
世界的には音楽教育家および教育学の理論家として著名で、その教育理論は、
日本よりも欧米で、とりわけアメリカ合衆国で高く評価されている。Wikipediaより
 
 
この本は、一貫して彼の人生の中でバイオリン教育を通し学んだ持論や思いが展開されていますが、
子供たちや人に対する愛にあふれ、学べることが多い本です。
 
特に、音楽に興味がある私には興味深い内容でした。
教師や親、大人は、子供の教育をするに当たって志を高い水準に保つべきで、
又、子供にとってより良い学習環境を提供できるように自分も成長し続けなければならない。
とにかく“経験”、“反復”、“練習”あるのみ!との事。
 
要は、日本人が誰でも日本語を自然に話すように、音楽(この本の中ではバイオリン)も
何も特別な事ではなく、自然になるまで練習すればいいとの事です(笑)
 
 
 
今後も自分自身で覚えておきたい言葉があったのでまとめます。
※興味を持った方、時間がない方は、参考ページを記載しましたので、その前後を読まれれば良いと思います。
 
 
人間ひとりひとりの姿には、そのひとの歴史が刻みこまれています。
そこには、生きてきたその日までの生活の歴史があり、全人格が現れています
そしてまた、その人生の歩みとともに刻々変化してきます。(P22)
 
 
子どもたちの運命――それは親の手に託されているのです。(P29)
 
 
「天才という生まれつきの才能はない。天才とは、そのように育てられた人間に対する尊称である。」(P47)
 
 
「あのすばらしい曲をあなたはお客さまのために弾くのですか。みせものじゃないんですよ。
お客さまのショーと考えるのはおやめなさい。まちがえてもかまわない。まちがえたら弾き直せばいい。
あなたは今夜、あのすばらしい曲の作者ショーソンの霊に向かっておひきなさい。」(P73)
 
 
「自分には才能がない。」
この悩みと悲しみは、なんとつまらない、ばかげたものであったかと思います。
人間全体に植えつけられた、まちがった考え方であり、
努力を避けるもの、怠ったもののいいわけだったのです。(P78)
 
 
いちばん共通して多い短所は、「やるべきだと思いながら、ただちにスタートしない」ことです(P86)
 
 
“能力が育っていれば易しく感じる”ということです。
やさしく感じるようになるまでやる――自分自身の能力を育てる秘訣はここにあります。(P88)
 
 
おまえの右手の左手にまさる能力は他人がつくったのではない。
おまえが自分自身でつくったのだ。生まれたときは、左手との優劣はなかった(P88)
 
 
一つの曲がひけるようになると、どんどん次の曲に移ってしまいます。
いちおうはなんでも弾けるようになるわけです。しかし、りっぱなのが一つもない。
何年か努力して、そういう事を続けていると、救いようのない、平凡な演奏しかできなくなります(P91)
 
 
やり抜く――つまり、この根気もまた、能力であるが故に、育てなければならないものです。(P92)
 
 
すぐやめたりしないで、気ながに、ひたむきに、一歩一歩仕事をしていく。
そうすれば何でもたいていのことはできる。(P118)
 
 
美しい子どもの多くが、やがて、疑惑・不信・不正・憎悪・争闘・不幸感・暗影を宿した大人になっていく。
なぜであろうか。美しい心のままに育てることはできないのだろうか(P129)
 
 
人間はみな同じですからね」。アインシュタイン先生はそういわれた。
後年「アインシュタイン先生も人間ならば、日本の子どもたちも同じ人間である。
あの人々の高い感覚、謙虚な姿、人間への深い愛情をもった人間に育てたい。」(P157)
 
 
人間は知恵に生きているのではない。人間は、すばらしい生命の働きのなかに生きているのだ。(P168)
 
 
みんな、教えることばかりに夢中になって、育つという子どもの生命の実体を忘れている
つまり、教育の教ばかりを行って、目的であるほうの育を方を忘れてしまった、ということです。(P172)
 
 
思うだけでは能力ではない。それは思わないのと結果は同じだ。
やってのけてこそ、能力なのだ。思ったら行う能力を身につけよう。」(P176)
 
 
知っていながら行わない――それが、インテリと自認している人々に多く見られる弱点です。
くどいようですが、知識はただ知識であって、能力ではない
知識が身についたとき、はじめて能力と呼べるのです。(P179)
 
 
毎日三時間のひとの三ヶ月の練習期間を、もし、毎日五分間のひとがやろうとするならば、
実に九ヵ年を費やさなければならない。計算すればそういうことになります。
一方が三ヶ月でやることに、片方は九年かかる。りっぱな能力の育つ道理がありません。(P196)
 
 
そして一曲がひけるようになると、こういわれます。「さあ、ひけるようになった。
これから、この曲をりっぱにひけるようにするレッスンがはじまるのですよ。」(P198)
 
 
 




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